茨城県立茨城東高等学校 ― 全教室で一斉に展開スタート

- カテゴリー
- 高校
- 使用機器
- MimioProjector、マグネットスクリーン、ノートPC
- 科目
- ―
- 所在地
- 茨城県
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茨城県立茨城東高校様に昨年度の3月にMimioProjector(電子黒板)を1学年から3学年までの全普通教室に導入頂きました。早速4/21から電子黒板を活用した授業を、全クラス同時に展開されるというお話をお伺いし、ご訪問してまいりました。
12教室同時展開
今回の12教室同時展開では、学校独自の「ベーシックトライ」という名前でカリキュラムに組み込まれ、毎日20分間担任の先生によって行われる時間の中で活用されました。多くの授業では教材もWordやPowerPoint等で先生方によって作成されますが、今回はmimio用のソフトにWordで作成したファイルを貼り付けて、一部分を拡大表示したり、答えになる部分を予めツールで隠しておいて、答え合わせの際に提示する、というコンテンツ作りもされていました。先生によって、活用スタイルの違いや使用するタイミングが異なり、これまでの先生方の授業スタイルに電子黒板を組み込んで、さらに展開していく、という様子が見られました。
板書・消す時間の手間を省きテンポの良い授業に
今回の授業ではじめて電子黒板を使った先生方からは、「『ベーシックトライ』は国語・数学・英語の3教科あるので、英語の時はALTの先生に音声を録音してもらい、クリックすると発音が再生されるような教材作りも考えたい」、「授業中、すべて電子黒板を使用するのではなく、『ここだ』というポイントで是非活用していきたい」、「電子黒板は小学校で使用されているイメージが強かったが、高校では板書・消す時間の手間が省けることでスピーディーに、テンポ良く授業を行える点で有効だ」「今回は漢字の書き取りを行いましたが、電子黒板の通常の『ペン』でなく、『筆ペン』ツールに切り替えて生徒達に使用させると、一画、一画を大事に刻みながら書く姿勢が見られた。気を付けて書くようになるので、定着にもつながるかと思う」、というような感想がありました。
3月末に機材が導入されてから1か月足らずで、全教室同時展開スタート成功となった背景は、学校様の「生徒がより興味を持って授業に参加できる環境と、授業内容がよりわかりやすくなる環境を提供したい」という強い思いにあったように思います。弊社インストラクターにより先生方向けに研修を実施後も、各学年に分かれて先生方だけで再び研修会を行うなど、積極的に取り組まれていたそうです。今後活用がさらに広がり、生徒達の学力向上につながっていくことを期待しています。